有限会社都路のたまごグループでは、タマゴの味と卵質に、こだわりをもってタマゴを生産しております。
タマゴの味は、給与する飼料に大きく影響されます。一方、卵質は鶏の種類(鶏種)に関係します。
当グループでは、飼養試験を行い、結果として卵質の良い鶏種(白玉鶏はB400、ハイライン・マリア、褐色鶏はボリスブラウン)を飼育しており、自信をもって皆様に良質のタマゴをお届けしています。鶏には、同じ外見が白い鶏でも様々な種類がおります。すなわち、大きいタマゴを産む種類、小さめのタマゴを産む種類、生涯の産卵個数が多い鶏種、生涯の死亡率が少ない種類などがあり、それぞれ一長一短があります。
日本で販売されている白色レグホーン鶏の源は、アメリカやヨーロッパにある鶏の育種会社が保有しております。そこでは、これらの鶏種における優位な性質を選抜して、特徴を出すように改良を加えております。
なかでも、卵質(特に、卵白の盛上がり)を良くするための育種改良は時間がかかるため、下記の検査結果にみられる各鶏種間の卵白高の差を埋めるのに、10年ぐらいは必要なのだそうです。
次項目にて、都路のたまごの取り組みについてご紹介いたします。
サルモネラワクチンは2回以上接種しています。
飼料は全ロット、サルモネラ検査を実施しています。(外部委託)
全鶏舎の衛生管理・検査は自主検査は基より、「PPQC研究所」や「全農クリニック」などの専門機関によって管理・検査体制を強化しています。(外部委託)
パックセンターはHACCP認証を受けています。(都路のたまご岩井GPセンター2015年2月取得)
鮮度はたまごの生命です。
割った時の「卵白のもりあがり」を求めてフレッシュさを追求しています。その為、前日のたまごは夜の12時までに集卵し鶏舎内のたまごをきれいにして、夜の12時以降に産卵したものだけを産卵日として表示しています。
鶏種もよく産む鶏よりハウユニットの良いものを選んでいます。
日本人の味覚は、世界でも秀でていると思います。日々食べる「たまご」だからこそ味を大切にしています。
たまごの味は飼料配合で変わります。
結果としてハイグレードな飼料になりましたが、たまごの味の追究を第一としています。おかげさまで、味は広く浸透し有名な老舗玉子焼き会社や製菓会社に指定されるようになりました。